介護職員初任者研修とは？重要性と仕事への影響を解説

こんにちは！株式会社アイです。私たちは、高齢者の生活を支える大切な役割を担う介護スタッフの求人を春日井市や小牧市でおこなっています。本日は介護職員初任者研修についてお話していきます。介護職員初任者研修は介護職の基礎知識や技術を習得するための研修で、介護の現場で働く方にとっては必要な研修ともいえます。ここでは、介護職員初任者研修の内容や取得方法、修了することでおこなえることなどを解説していきます。

介護職員初任者研修は、介護の仕事に従事したことがない方でも受けることが可能で、講義と実技演習によって介護業務に必要な基礎知識を身に付けることができます。約130時間の研修を受講し、修了試験に合格することによって資格を取得することができます。自宅学習と通学を組み合わせた形で研修が進められることがほとんどですが、土日や夜間のコースもあるため働きながらでも資格を取得することは可能です。

介護職員初任者研修は年齢や学歴、実務経験の有無などに関わらず、誰でも受講することが可能です。民間の介護スクールなどで研修が実施されているため、まずはお住まいの都道府県や自治体でスクールを探してみると良いでしょう。介護職員初任者研修のカリキュラムは厚生労働省によって一律に定められているため、どこで取得したとしても全国で活かすことができます。

介護の役割や職業倫理などの基本知識から、介護におけるコミュニケーションスキルや人権と尊厳の保持に関すること、老化や認知症の理解まで学ぶ内容は多岐にわたります。介護に関する基礎知識だけでなくこころとからだのしくみをきちんと理解することが出来る内容となっており、生活を支援するうえで重要な知識を身に付けることが可能です。また介護保険制度や障碍者自立支援制度などの制度についても学ぶことが出来るでしょう。

介護職員初任者研修の実施目的は、介護職員として必要な知識や技術の理解度をはかることのあります。そのため修了試験の難易度はそれほど高くなく、合格率は100％に近い状態です。修了試験の合格ラインはおよそ７割ですが、試験問題のほとんどが選択問題のため合格のハードルは高くないといえます。

介護の仕事には掃除や洗濯、買い物など身の回りのサポートをする生活支援と、入浴や排泄、食事など利用者の方の身体に直接ふれておこなう身体介護があります。介護職員初任者研修の資格を取得することで、身体介護をおこなうことができるようになります。身体介護は専門的な知識やスキルが必要なため、介護職員初任者研修以上の資格を取得していないとおこなうことが出来ないのです。また、利用者の方のご自宅に訪問して介護サービスをおこなうことも資格を取得することでできるようになることの一つです。

介護職員初任者研修についてお話させていただきました。介護職員初任者研修は介護職の業務をおこなううえでの基本的な知識や技術を学ぶためのものであり、年齢や性別、資格の有無に関わらず誰でも取得することが可能です。また修了試験もそれほど難しくはないため、真面目に学習に取り組めば比較的簡単に取得することが出来る資格といえます。土日や夜間のコースもあり働きながら学ぶことも可能なため、介護職についている方だけではなく介護の知識を身に付けたいと考えている方は受講してみることをおすすめします。介護現場に携わる方にとっては介護職員初任者研修を修了することが働き方の幅が広げることにつながるため、受講すると良いでしょう。