介護職にはこんな種類がある！種類別の役割を解説

こんにちは！株式会社アイです。私たちは「笑顔あふれる毎日」をモットーに、福祉サービスを提供しています。本日は介護職の資格の種類についてお話していきます。介護職の資格というとはじめに思いうかぶのが介護福祉士ではないでしょうか？実は介護職の資格には多くの種類があり、それぞれの資格によっておこなえる介護や支援が異なってきます。ここでは介護現場で役立つ資格の種類の一部と取得方法などについて紹介していきます。

介護福祉士は介護職の資格の中で唯一の国家資格です。専門的な介護知識や技術を保有しているため一般的な身体介護だけではなく、利用者の身体や精神の状態に応じたケアをはじめ利用者の家族や他の介護スタッフに対しての指導やアドバイスもおこないます。養成施設や福祉系の高校で学ぶか、実務社研修を終了し介護施設での実務を３年おこなうことで受験することができます。

認定介護福祉士は、介護福祉士の上位資格として2015年にスタートした一般財団法人認定介護福祉士認証・認定機構が認定する民間の資格です。認定介護福祉士を取得していると介護福祉士以上に高い知識やスキルを習得していることの証明となり、介護福祉士のリーダーとして質の高い介護の実践や介護職員の育成、医療機関との連携など幅広い役割を担うことが可能になります。認定介護福祉士は指定の養成研修を修了することで取得できます。

介護支援専門員はケアマネジャーとも呼ばれ、介護保険サービスの利用を支援するための専門職です。要介護者の心身の状況に応じた最適なケアプランを作成したり、自治体や施設などとの連携をおこないます。ケアマネジャーは介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、15日間の講習と3日間の実務をおこなう実務研修を受けることで取得することができます。

レクリエーション介護士は、高齢者の方に喜びや生きがいを感じてもらい笑顔に出来るスタッフの育成を目的として生まれた資格です。高齢者とのコミュニケーションスキルやレクリエーションの知識や実践能力を身にけることができます。レクリエーション介護士の認定講座を受講し、修了試験に合格することで資格を取得することができます。

精神保健福祉士とは精神性の疾患をもつ方ができるだけ自立した生活を送り、社会復帰することを支援するための専門職です。精神障者やその家族を支える公的支援制度の紹介や就職の斡旋、地域の支援ネットワークの構築などをおこない、医療ソーシャルワーカーや生活相談員などとしての役割を担います。

福祉住環境コーディネーターとは、高齢者の方などに快適な住環境を提案するアドバイザーとしての役割を担う職業です。段差解消や手すりの設置など、福祉用具選や住宅改修のアドバイスをすることで生活しやすい環境を整える仕事になります。

認知症ケア専門士とは一般財団法人日本認知症ケア学会が主催する民間の資格で、認知症に対する知識や技術、倫理観を備えた専門家の育成をおこなうことで認知症ケアの技術の向上や福祉への貢献を目的とした職種になります。

今回紹介させていただいた資格はほんの一部で、このほかにも介護現場に携わる仕事の資格にはさまざまなものがあります。それぞれの資格には特色があり、取得することで専門的な技術や知識が身に付きさまざまな場面で活用することが可能になります。やりたいことや届けたいものに合わせて資格を選択し、活躍の幅を広げてみてはいかがでしょうか。