介護職必見!緊急時の対応マニュアルの基礎知識
2024/12/19
こんにちは!株式会社アイです。私たちはデイサービスや生活援助など多様なニーズに対応しており、ともに利用者の方々の日々の生活を豊かにするお手伝いをしてくれるスタッフを募集しております。本日は緊急時の対応マニュアルについてお話していきます。介護現場において緊急時態が発生することは多くあります。緊急時には即座に対応することや対応の正確性が求められますが、緊急時には誰しも焦りが出てしまい判断が難しい場合があると思います。そのような場面で正しい判断をおこなえるようにするためのツールが緊急時の対応マニュアルです。ここでは、介護現場で起こりうる緊急事態や対応するときの心構えなどについて紹介していきます。
目次
緊急時対応マニュアルとは
急な体調の変化や転倒によるケガなど
年齢が進むとともに心身の状態が変化し機能が低下するため、高齢者の容態は急変することがあるのです。そのため緊急時には利用者の方の命に関わる危険性があります。例えば身体機能の低下により心臓や肺、脳などの働きが弱くなり突然血圧が変動したり、心臓発作を起こしたりする可能性が考えられます。また、脳卒中やてんかんなどさまざまな理由で起こるけいれんや急な意識喪失、転倒によるケガなど介護現場では多くの緊急事態が発生します。このような緊急時に取るべき対応の詳細を決めたものが緊急時対応マニュアルです。
緊急時の対応マニュアルが必要な理由
脳梗塞などは早期発見ができるかどうかで予後が変わってくるなど、緊急時態が起きた時には利用者の方々のその後の生活や生命に関わってきます。しかし緊急時には慌ててしまい普段通りの対応ができなくなってしまうことも予想されるため、適切な対応がおこなえるように緊急時の対応マニュアルが必要になってくるのです。利用者の方々の普段の様子を一番近くで見る介護職員は様子の違いや変化にいち早く気づくことができる立場であるため、緊急時の対応についてきちんと把握しておく必要があるのです。
緊急時の対応をおこなうときの心構え
状況把握をおこなう
まず大切なのはどのような症状や変化が起きているのかを確認し、身体に異変が起きている原因を探ることです。状況を把握することによってどのような対応をするべきか判断することができます。
冷静な対応と速やかな行動
緊急時には冷静に対応することが最も重要です。また容態の急変で生命に関わる場合などには、迅速で適切な対応が求められます。意識の確認などを適切におこない、冷静かつ速やかに緊急対応できるようにいましょう。
安全の確保
急変した高齢者の安全を最優先に考えなければなりませんが、同時に自分自身の安全を確保することも大切です。落ちついた環境を整えるなど、高齢者の不安や苦痛を和らげるための配慮をおこなうようようにします。
報連相
緊急時には介護職員同士や利用者の方の家族との情報共有がとても重要になってきます。他の介護職員や医療スタッフに速やかに情報を伝えて適切な支援を求めることで、より効果的な対応をすることにつながります。
記録と振り返り
容態の急変や対応内容を正確に記録しておくことで、その後のケアプランの立案や医療スタッフとの連携を円滑におこなうことが可能になります。また自身の知識と技術の取得にもつながるため、振り返りをすることは重要です。
自己ケア
緊急時にはどうしてもストレスや負担がかかってしまいます。そのため自分自身の健康や心のケアも忘れずにおこなっておくと良いでしょう。
まとめ
緊急時には迅速かつ適切な対応が求めれますが、実際に緊急事態が起きた時には焦ってしまい不安通りの対応ができなくなってしまうことも考えられます。そのため焦らず適切に対応するためにも緊急時の対応マニュアルを把握しておくことはとても重要なのです。利用者の方々の生命にも関わる緊急時ですが、緊急時の対応マニュアルを把握しておくなどの準備をすることで適切な対応をすることができるでしょう。
----------------------------------------------------------------------
しあわせの家 秀
住所 : 愛知県春日井市気噴町北2丁目95
電話番号 : 0568-37-2157
たのしい家 アイ 小牧
住所 : 愛知県小牧市上末3440‐155
電話番号 : 0568-47-1320
FAX番号 : 0568-47-1325
----------------------------------------------------------------------