病院での介護職の役割とは?介護施設との違いを解説
2024/12/12
こんにちは!株式会社アイです。私たちは高齢者の方々が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、質の高いサービスの提供をおこなっています。本日は病院で働く介護職員の役割についてお話していきます。介護士として働く場所は介護施設だけではありません。病院も介護士として働ける場所の一つですが介護施設と病院では仕事内容は異なるのでしょうか。ここでは病院で勤務する介護職員の役割と介護施設との仕事内容の違いについて紹介していきます。
目次
病院で働く介護職員の役割
入院患者の身の回りの世話や看護師の補助業務
病院で働く場合、介護士ではなく看護助手という肩書になることもあります。病院で働く介護職員の主な役割は、入院患者の身の回りの世話や看護師の補助業務を担うことです。食事や入浴の介助をおこなうほか、カルテの整理や医療器具の管理などの看護師のサポート業務をおこなうなど医療機関ならではの役割があります。
病院で働く介護職員の仕事内容
患者の生活サポート
身体を動かすことができない状態の患者さんに対しては、入浴や食事、衣類の着脱など生活全般のサポートをおこないます。
・入浴介助
病気やケガ、障害などが原因で一人での入浴が困難な患者さんに対しては、入浴介助をおこなうことがあります。
・排泄介助
トイレを使用するときの介助に加え、トイレに行くことが困難な患者さんのおむつ交換なども業務の一つです。排泄介助をおこなう際にはプライバシーへ配慮することが重要になってきます。
・食事介助
一人で食事をとることが難しい方に対しては食事の介助をおこないます。食事を口まで運んだり、正しい姿勢を保つためのサポートなど誤嚥に注意しながら介助をおこなうことが求められます。
・更衣介助
寝たきりの患者さんや手足が不自由な患者さんなど、一人で着替えをすることが困難な場合には更衣介助をおこないます。手術を受けたばかりの患者さんのサポートをする場合もあるため、看護師などとの連携が重要となってきます。
看護師の業務サポート
病院では医師や看護師がスムーズに業務をおこなうことができるように補助をする場面も多くあります。
・カルテの整理
現在は電子カルテが主流となっているため膨大な量のカルテの整理を任されることはほとんどありませんが、カルテ以外の書類の整理を任されることも考えられます。重要な書類や個人情報が記載されている書類を扱うこともあるため、取り扱いについてしっかりと確認をしておくと良いでしょう。
・医療器具の準備・洗浄
処置に使われる器具や注射器、吸引機などの準備や洗浄、消毒なども業務の一つです。取り扱いについて確認をしておこなうようにすると良いでしょう。
・診察の付き添い
患者さんが一人で歩くことが困難な場合には診察や検査、リハビリなどへの付き添いをおこないます。患者さんが移動時に転倒しないように介助することが必要になります。
環境整備
定期的なシーツ交換や血液や嘔吐物などで汚れてしまった時の対応など、病院のベッドメイキングや洗濯、清掃なども業務の一つです。特に血液や嘔吐物などへの対応をする機会は多くなるため、感染対策をきちんと行うことが重要になってきます。
病院と施設との介護職の違い
病院では介護業務がメインではない
介護施設では生活支援や介助を通して利用者の方の生活をサポートするのに対し、病院で働く介護職の主な業務は医師や看護師がスムーズに治療や診察ができるようにサポートすることです。病院は病気やケガなどの治療や快方を目的としているため介護業務がメインではないという点が大きな違いでしょう。
まとめ
利用者の日々の生活をサポートする介護施設での業務に対し、病院での介護職員の主な役割は医師や看護師のサポート業務になります。それぞれの施設での役割をきちんと理解したうえでご自に合った職場を探してみてはいかがでしょうか。
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